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為替モーニング東京市場2020年01月16日

2020年01月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.30
ユーロ円122.00~123.00
ユーロドル1.1100~1.1200
豪ドル円75.30~76.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米中が第一段階の貿易交渉に合意に署名し、双方の関税引き上げ競争は一旦停戦状態になるであろうが、長期化している米中覇権争いが終止符を打ったわけではなく、引き続き米中両国がエスカレートする可能性は否定できない。とりあえず、中国側は2年間で2,000億ドルの米製品の輸入を増やすと共に、知的財産保護強化や為替の透明性も盛り込むなど、表面的には無難に消化している。その中、NYダウ平均株価が前日比90ドル高と過去最高値を更新するなど、市場にはやや過剰期待が先行している嫌いがある。いずれにしても、トランプ大統領が第2段階の合意は11月の米大統領選挙後と述べているように、引き続き中国経済への圧迫材料との指摘も聞かれるており、両国が再びエスカレートする可能性は否定できない。いずれにしても、第1段階の合意の進捗状況を睨みながら、当面、神経質な展開にならざるを得ず、臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は米中貿易協議が無難に消化され、株高期待を踏まえて底堅い展開が予想される反面、ドル円110円台ではドル高けん制や米債券利回りの低下も含めて、実需や利益確定売りが満遍なく散見されるなど、一旦清算局面を迎えている。引き続きレンジ幅ドル円109.50~110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは独自の買い材料は希薄であるが、ドル売りやポンド買いに助長され底堅さを取り戻しつつある。ただ、拙速的に上値を目指す展開ではなく、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1100~1.1200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買いと共に、110円台前半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に1.11前後から押し目買いと共に、1.12前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は株高期待を背景に、底堅い展開と踏んでいるが、現状では引き続きドル円110円台前半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業も同様に、ドル円109円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先しており、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.11台後半からナンピン売りと共に、1.11前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円台前半ではショートをイメージし、ユーロ円122前後から押し目買いと共に、123円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは75円台半ば割れから押し目買いと共に、76円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.80111.00
ユーロ円121.45123.60
ユーロドル1.10401.1255
豪ドル円74.7576.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2020年1月収支経過(06~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥55,000
ユーロ円-¥30,000
ユーロドル+¥18,300(+ドル150)
豪ドル円±¥0
現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆122.70(SL123.00買い)
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.80買い)
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り50,000☆122.70(SL123.20買い)
ユーロ円買い50,000121.70(SL121.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1170(SL1.1220買い)
ユーロドル買い50,0001.1070(SL1.1020売り)
豪ドル円売り50.00076.10(SL76.60買い)
豪ドル円買い50,00075.20(SL74.70売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.80買い)
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り50,000123.00(SL123.50買い)
ユーロ円買い50,000122.10
ユーロドル売り50,0001.1190(SL1.1240買い)
ユーロドル買い50,0001.1100(SL1.1050売り)
豪ドル円売り50.00076.30(SL76.80買い)
豪ドル円買い50,00075.30(SL74.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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